「第66回 菊花賞」その深き衝撃を・・・!


その強さは、まさに衝撃的でした…!


JRA日本中央競馬会)において「三冠」と呼ばれる、
非常に格式の高い3つのG1レースがあります。


 1.皐月賞
  ( 4月 中山競馬場 芝2000m)
 2.日本ダービー
  ( 6月 東京競馬場 芝2400m)
 3.菊花賞
  (10月 京都競馬場 芝3000m)


その出走馬は3歳に限定されるため、どの馬も一生に一度しか走る機会はありません。
そして毎年10,000頭ほど産まれて来るサラブレッドの中で、
この三冠レースに出走可能なのは各レース最大18頭だけ。


しかも施行距離も違い、開催時期も異なるため、
その3つすべてに出走出来るというだけでも、たいしたものなのです。
ましてやそのすべてに勝利するなど、とても尋常のことではありません。


60年以上に渡る日本競馬の歴史の中でも、
いままでこの三冠を制した栄誉ある「三冠馬」はたったの5頭しかいませんでした。


 セントライト


 シンザン


 ミスターシービー


 シンボリルドルフ


 ナリタブライアン


そして今日、この歴史に新たな名が加えられたのです。


その名は  ディープインパクト


今日の菊花賞は観ていて、そのあまりの強さに感動を覚えました。


2着だったアドマイヤジャパンも、横山典が完璧に乗って最高のレースをしましたが、
それでもディープインパクトの末脚には、あっさりと交わされてしまいましたね。


年内はジャパンカップ有馬記念を視野に入れて、次走を決めるそうですが、
出来れば無理使いをせず、有馬記念に絞ってじっくり調整して貰いたいものだと思います。


何はともあれ、無事の三冠達成おめでとうございました!!!
また次回、彼の走りが観られるのを、楽しみに待ちたいと思います。